#5299 分速147 wordsのナレーション :NHKラジオ英会話 Oct. 8, 2024
81 wordsを33秒で読んでいました。分速に換算すると147 wordsです。ふだんは120 words/分前後ですから、20%強アップしてました。ふだんよりも会話のテンポが速いと感じるわけです。
ナレーションの速度には幅があって、どうやら110~150 words/分ということのようです。
ナレータは臨場感を出すために、物語やシーンに応じて、自在に速度コントロールしているのでしょう。ダイアログには心の動きが表現されていなければなりませんし、その心の動きはシーンに応じて静と動との色合いがそれぞれ違います。緊迫した状況や過剰が激しく動くときは会話速度が速くなるのは自然なことです。リラックスしているときはゆったりとした雰囲気でも会話になります。そういうことがナレーションの速度に影響しています。
今日放送のテキストを引用します、時間を測って読んでみたらどれくらいの速度か実感できるでしょう。
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Stacy: Derek, do you ever watch the “Kelly King Show”?
Derek: Year, sometimes. It’s that talk show, right? Why?
Stacy: Well, I just got a phone call from them. They’ve invited you to be on the program.
Derek: Just me? And not Bill?
Stacy: Kelly already had Bill on the show before.
Derek: Ah, yeah, I saw that one. Sure, I can do it.
Stacy: Not so fast, Derek. The question is whether you should accept the invitation or not.
Derek: Well, why shouldn’t I?
Stacy: Bill might not approve.
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青でマーキングした部分"that one"は「ザラン」と読まれていました。180 words/分の高速音読トレーニングをしばらく試したので、150 words/分は問題ありません。心の動きもしっかりトレースしながら音読できるようになっています。ちょっとうれしい。(笑)
ところで、このごろテレビで放送される外国の映画は、英語のまま(字幕あり)で見ることが多くなりました。
<余談:「ワッチゴナドゥ」>
今日放送の東京テレビの映画『ウェズリー・スナイプス ザ・シューター』を見ていたら、「ワッチゴナドゥ?」というセリフが聞こえてきました。
"Whachi gonna do?"
分解すると、
"What are you going to do?"「どうするの?」
こういうのも日本語字幕を見ながらなら、聴きとれるようになってきました。日本語字幕を参考にして、英作文すれば、何を短縮したのか見当がつきます。こういう芸当ができるようになったのも、音読トレーニングの効果のひとつでしょう。
この手のフレーズは会話文に慣れないと聴き取れませんね。映画見ることが、そのままリスニングや英作文の学習になってしまいます。知っている語彙の確認や、シーンに応じた表現の多様性にも巡り合えます。たのしい!
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